価値ある看護 社会人
物件は情報合戦でもあるから、時には手痛い失敗をすることもある。
それ故、歳をとると利口になり、1時間やそこら残業しても、その日の仕事はその日に片付ける方がよい、と悟るようになるのです。
失敗しない方法はないか。
仕事がうまくいってる時は、慢心して思わぬケガをしないだろうか、心配することも多い。
そういう時は〃1日に3度反省する〃という気持が大切です。
いつも自分をいましめ、腰を低くして、人の意見を大切に聴く。
昼と夕方と就寝前に3度反省すれば、高慢になることはない。
従って失敗もない。
難しいとは思うが、実行されてはいかはありません。
という考えを誰でもする。
だが、これはいけない。
失敗の原因となる。
プロがすべき姿勢で事業をやって成功するには、二つある。
起業家の場合も、同じです。
一つは、成功すること。
もう一つは、失敗しないこと。
と言えば、〃なんだ、そんなことか〃と思うかもしれないが、二つを理解してなくて失敗する例はごまんとある。
特に後者の方は、肝に命じて知っておくべきで、成功者の知恵の一つです。
誰でも、成功しようと思っている。
研究して、資金をつくって、頑張って仕事をする。
はじめての関門は決心することが難しくて、行動すれば思ったより容易というか、うまくいく場合が多い。
うまくやっていくうちに、次の関門へさしかかる。
その時、儲けに走って、たいていは〃失敗しないこと〃を忘れる。
だから、みごとに失敗してしまう。
という事例が多い。
不動産業では、資金がないと仕事ができない。
物件を購入するにはまとまった資金がいるし、店を開くにも人を雇うにも金がいる。
〃金があればなあ、儲かったのに。
あの物件を買って、欲しい人に売りさえすれば、○○万円儲かったはずだ〃と残念がる。
だからといって、町の金融業者や高利貸しから金を借りてはいけない。
借りるのはたやすくて、返済では金利に追われる。
では、銀行借入れはどうでしょうか。
金利が3%や4%なら借りても商売できそうに思うだろうが、今の世の中そう易々と稼げる仕事はない。
出来るだけ借りない方が得です。
というのは、返済は毎月きちんと払わねばならないが、収入の方は毎月確実に入るかというと、難しい。
年間トータルでは払えるのに、毎月のやりくりは出来ないのです。
それ故、力がつくまでじっとガマンして、借金しなくて済む仲介専門とか賃貸仲介をするのが利口です。
次に、旨い話には毒があるどころか、猛毒がある。
大儲け出来るとか、短時間で稼げるとか、手を出しただけで、大金が入るとか、ウソのような話に時々でくわすが、すべてウラがある。
決して手を出してはいけない。
たとえうまくいったとしても、仲介人が何人も加わったり、話が立ち消えになったりで、ほぞをかむのが落ちです。
大きな夢を描くぐらいなら、小さい物件でもいいから、確実に仲介するか売り買いする方が、手っとり早く確実でうまくいく。
変なものに手を出して、一度失敗したら、ニ度と立てなくなる。
堅実こそ成功の父です。
仕事で成功したかったら、楽をして儲けようとしてはいけない。
一発勝負で賭けてはいけない。
自分の力の範囲を知っておくことが大事です。
会社を起こして成功する人をみてみると、男のタイプはただ一つ、皆が同じことをやる。
これは、成功する男の法則とも言える。
誰も彼もが、同じことをやるのです。
まず、儲かれば車を買う。
羽振りが良くなると、急に新しくて立派な車を購入し、乗り回す。
誰でもそうです。
車は男のシンボルなのだろう。
確かに、便利だし、気持ちいいし、格好いい。
気分は最高です。
でも、ここから失敗の階段を昇るのです。
次に、女をつくる。
恋人というか愛人というか、かわいい女を抱くためである。
どうしてかよく解らないが、男は征服する欲望が強く、女を得ることが最高の満足度を高めるのでしょう。
これは、動物的本能なのかも知れない。
これに対する答えは、ノウです。
その次は、家を建てる。
土地を買い、新しい家を構えるのです。
家族のため家を建て、自分の城として暮らすのですから、立派なことと言える。
だが、これもノウです。
事業はうまくいくように思えても、世の中が変わり、経済も変わる。
好景気もあれば、不儲かっても、車は買うな、女はつくるな、家は建てるな景気もある。
いくら頑張ったとて、うまくいかない場合もある。
そういう時は身を縮めて、経費を削り、支払いを減らして、じっと耐えるしかない。
この耐えることも、成功者の条件です。
そういう時に、女をつくっていたり、家を建てていれば、火の車となる。
どうにもこうにも動きがとれなくなり、あげくは行き詰まってしまう。
だから、女と家はやってはいけない。
まだn年も加年も時期尚早です。
私は何も女をつくりなさいと奨励するわけではないが、〃どうしても〃という変な男達のために、一言触れただけです。
私も長く商売しているから、この三つをやって失敗した男は、たくさん見ている。
笑い話のように思うかも知れないが、きびしい実話なのです。
中には女におぼれて精力を失ったり、子供が出来てもつれた人もいる。
男にとって、他人事でないので、ご用心、ご用心。
できたら、あなたは例外になってほしいものです。
でも、そのうち忘れて、きっと手を出すことでしょう。
その失敗を防ぐために、もう一歩踏みこんで、アドバイスしたい。
どうしても女が欲しければ、日本人ではなく外国人を恋人にした方がよい。
そして、絶対に子供はつくらないこと。
彼女が外国人なら、めったに逢わないから仕事が出来るし、問題も少なくてすむ。
異国の文化、習慣を知るのも面白い。
でも、本当は厄介だから、これもやめた方がよいように思う。
妻を泣かせ、家庭を不和にし、仕事をおろそかにする要因となるから、運動や趣味に情熱を使う方が利口です。
女性は強くなり、男と対等に仕事をするようになった。
強くなったのは女性自身と比べてのことであり、昔は余りに弱すぎたと言える。
それが、やっとチャンスを与えられ、勉強もし、努力もして男と肩を並べられるぐらいになっただけで、別に実力があるということではない。
それ故、やたらに任せると、失敗することが多いので、賃貸経営者はその辺の実態をよく頭に入れておくべきです。
経営は輝かしいこともあるが、長い間にはつらくみじめな時もある。
運の悪い時もあれば、ことごとくうまくいく時もある。
自分の努力・体調・運不運・経済の浮き沈み・社会の変化等が、混ざり合って大きく身を包む。
そんな中でやるわけですが、何しろ人間は不完全だから、時には失敗もする。
その大半が〃何故よく考えなかったのか。
冷静に考えたら、決して手を出さなかったはずだ〃と思えることが多い。
その理由は、一人で頑張り一人で考え、一人で決断するから、調子の良い時は調子に乗り、うまくいかない時は心にあせりが出るので女一房は宝、最良のパートナーす。
人の何倍も努力をする人ほど孤独であり、独善的だから、危険も多い。
では、その危険を防ぐ手だてはないのか。
ただ一つだけある。
最大のパートナー、つまり女房です。
妻こそ自分を補佐する秘書であり、意見を聞く相談役であり、危険な投資に反対する取締役です。
そして、信頼できる経理部長でもある。
長い経営生活の中で、私もそれを実感している。
普段は〃うるさいな。
細ごましたことをよく言うよ〃と思いながら、大事な場面では適切な苦言を出して反対してくれる。
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